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2011年5月17日火曜日

大高 誠さんのメールです!

16日に大高 誠さんから届いたメールです。(三浦)

宮城の大高です。  実に懐かしいです。お元気のようで何より。 ブログへの転載、OKです。
昨日(15日)も石巻にボランティアで復旧活動を行ってきました。
 ある個人宅の床下の泥上げです。作業しやすいように床材をまず壊して、それから約2センチくらいの層になっている
ヘドロを麻袋に詰めて運び出す作業です。 アスファルトの柔らかくなったのを想像してもらえばよいです。
津波の押し寄せたところはどこもヘドロの置き土産があります。放置しておくとカビが生えたり、有害物質が発生するようです。津波はきれいな海水ではなく真っ黒な濁流なのです。
 震災後2ヶ月経っても一向に片付かないがれき、民家に突き刺さったままの車、あるはずのないところにある漁船。宮城の27年分の廃棄物が一気に吹き出してしまって、手はつけているが気の遠くなるような量です。
  町にはボランティアの若者があふれていました。私は全労連関係のグループで活動しましたが、他に無数の団体が入っていて、それぞれに腕章やゼッケンなどつけて活動していました。この若者たちとともに未来を切り開いて行こうという思いが体中に広がったような気がします。


前山 研一郎さんに寄せられたメールを転載します。
大高 誠さんは、私の同窓で、同じ秋田県出身です。 心配をしていました。(三浦)

宮城の大高です。
 お見舞いありがとうございます。
 古川は震度6強(3.114.7)で古い建物はかなり被害がありました。
 幸い私の家は本や食器が壊れ落ちたくらいで建物にはそれほど被害はありませんでした。 地震保険の調査で「一部損壊」ということです。保険金額の5%が給 付されました。 
 4月上旬に全障研に送ったメールです。その頃の私の思いです。
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 震災から早一月が経ちました。停電が解消し(10日後くらい) 震災後初めてテレビを見た時に、津波はこんな映像で報道されていたんだと思い知らされました。 それまで新聞で写真は見ていましたが、映像で見たときのショックは私の写真からの想像を遥かに超えていました。これが津波なのかと。
 気仙沼、石巻の知り合いの安否が気になりましたが、携帯電話をかけるまで躊躇しました。一刻も早く安否を確認したいという思いともしやという思いとが交錯して 携帯のボタンを押す指先が震えていました。電話はつながりました。電話の向こうに友の声がありました。無事でした。家は流されていました。学校で勤務の最中、2キロの道を必死に駆け上って逃げたそうです。車は流されました。すべてが流されて涙一粒も出ないと話していました。
秋田の甥っ子から電話が来ました。私が 無事でいることに感激していました。人が生きていること自体に素直に感動せずにいられない、そんな状況でした。3週間後、ようやくガソリン事情が通常に戻った ので被災地に行きました。 自分の思い出の中の沿岸部の浜の様子を直に見てみたいという思いにかられて支援でもなくボランティアでもなく、とにかく行ってみたかったのです。石巻、女川、 志津川(南三陸)。一体、何が起きるとこのような事態になってしまうのか、どんな力がこれほどまでに破壊し尽くすのか、これほどの自然のパワーってあるのか、私には想像ができませんでした。「津波」のイメージと目の前のがれきの山の現実がつながらないのでした。自分の目線より遥かに高いところまで襲ってきた津波の黒い水の固まりを想像できませんでした。何人の人がその黒い水の固まりに飲まれたことか、いまだ実数がつかめていません。そこに生きていた根拠がすっかり失われてしまいました。記録も流失しました。それを記憶していたであろう隣人もいないかもしれません。生きていたことも死も記録されずにこの世から消えてしまったかもしれません。
 「がんばれ!」って頑張っていない人に向ける言葉です。もっとできるはずだと。或いはもっと伸びるという期待を込めた励ましです。しかし、被災地の人にガンバレ! はむごい言葉です。私たちは一日も早い復興を願って静かにできることをやるしかありません。
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 沿岸部の地盤沈下と福島の原発被害は将来への夢を打ち砕いています。これまで生きてきた土地での復興、再生ができるのかどうか、どの地で頑張ればよいのか、今のところ希望の地を見いだせていないのが現状です。震災失業もあふれています。とりあえずの失業保険で食いつなぐとしても、それは最長2年のことで、その先は何も見えていません。明日は石巻で支援活動をします。「何かした い、自分に何ができるか」そんな思いで日々暮らしています。  大高 誠

2011年5月8日日曜日

今日の世紀に: 新演奏です!


( 上のURLをクリックしてください。 音量は小さめにてお聴きください。 )

編曲・演奏  田畑 きみ代 
作曲  甲斐山 義弘、作詞 浅野   孔。 公開 昭和29年。

(管理人から)
福島大学学生歌 「今日の世紀に」 を、新しい演奏でお楽しみください。
震災から立ち上がる元気がでる編曲を、田畑 きみ代先生にお願いし、この動画を作ることができました。 
今 震災に受難し困窮されている方々、復旧・支援に取り組まれている方々、
そして世界中で活躍している 福島大学同窓 に、少しでも元気づけになれば嬉しい限りです。
なお、音声に少しノイズが入ります。また、画像が少なく見苦しい写真もあります。
近々修正を行いますが、少しご容赦をお願いします。
併せて、写真・画像をお送りくださるようお願い申し上げます。(三浦)
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田畑 きみ代先生について
(財)音楽文化創造認定 生涯学習音楽指導員A級ライセンス保有
岐阜県音楽療法士
田畑音楽教室・主宰
生涯学習音楽指導員ネットワーク愛知 会員

( 昨年のコンサート風景です。全曲自作オリジナルでした。)



鈴木 正一さんの情報です! 寺澤 進さんから。

(5月4日 寺澤さんのメールから、転載します。 三浦)
三浦さん  御苦労さまです。
震災後、集団移転地区の双葉郡浪江町に在住の 鈴木正一さん の
行方が心配でネット等で調べましたところ、仙台に住んでおられる娘さんのお宅に同居されていることが確認できました。 ただ、住所までは確認できていません。
そのほか津波で被災している同窓等がいないか、同窓の友人経由で仙台在住の同窓に確認いただきましたが、いないとの連絡を受けたとのことで、安心しておりました。
三浦さんが大22回生のブログを立ち上げたとのこと、本当に御苦労さまです。
私は大学卒業後は東京に勤務しており、同窓との交流はあまりなかったので、このような企画はありがたいです。何か協力できることがありましたら連絡ください。    寺澤進

(5月7日 寺澤さんのメールから、転載します。 三浦)
三浦さん
避難が長期化することは確実で、鈴木さんがお気の毒でなりません。
鈴木さんの状況確認は3月20日頃だったと思います。住所等が
不明でその後に連絡が取れていませんので現状は不明ですが、
おそらく同居を続けておられると思いますので、ふーふー会に状況紹介されることは結構です。
当ブログにいろいろな情報が集まると良いですね。  寺澤

2011年5月5日木曜日

福島大学、福島高商、福島経専の写真をお送りください

福島大学(森合校舎)、福島高商、福島経専、福島大学(教育学部校舎)の 写真 をお送りください!

学生歌「 今日の世紀に 」を、別演奏で公開をしたいと考えています。
併せて、森合校舎の思い出の写真を集めて編集ができればと思います。
残念なことに、1枚しかWebでは入手できません。 また、卒業アルバムとかも手元にありません。

皆さんの手元にある写真を(もちろん公開OKの前提で)、ぜひお送りください。
ファイル添付、紙焼き(返却もします)で、お願いします。

大学・寮・グランド、信夫山などの風景写真 とか、
クラブ活動、自治会活動、他校との交流記念写真とか、を求めます。

待っていますよ!! ( 三浦 )

2011年5月1日日曜日

前山研一郎さんから_被災・安否情報をお寄せください・・とのはがきが届きました

震災から3ヶ月目になりました。 
福島が フクシマ と呼ばれるようになり、世界中が注視しています。
人災である原発被害が一刻も早く解決されることを望むものです。
1年先輩 前山研一郎さんから はがき が届きました。 ご覧ください。
三浦からのお願いです。 皆さんの現況をこのブログに掲載させてください。
このブログは、すでに650以上のページビューがあります。
また日本国内だけでなく、海外5カ国からも閲覧されています。
同窓は、相互の情報を求めているのです。 その一助になればと思っております。
前山さんへご連絡の際、 ブログ掲載OK と書き添えてください。
前山さんの連絡先を、改めてテキストで記載します。
advance_maeyama@mac.com
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-1-705   (株)アドヴァンス 
Tel 03-5414-7062 Fax 03-5414-0586
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